ダイエット事業で補助金840万円獲得
会社名 |
株式会社ビースタイル |
地域 |
茨城県 |
業種 |
ダイエット業 |
補助金獲得の概要
厚生労働省が提案する生活習慣改善指導に基づいて開発した「個別指導用アプリ」と「電波美容器」を併用し、短期間で成果を可視化する生活習慣改善「個別指導プログラム」を開発。
840万円の補助金を獲得することに成功しました。
これによりダイエットを目指す顧客への適切な指導が可能になりました。
① 補助事業の具体的内容
顧客の来店時にのみインストラクターが指導をし、自発的な行動を促すことのない従来のダイエットメニューを改めました。
- 生活習慣のどこに問題点があるのか
- 何をどう改善するか
といった点を一緒に考え、計画を登録できるアプリの開発と、登録した内容を二人三脚体制で確認・応援することができる仕組みの構築を行いました。
このプログラムは個人差に応じた指導をいつでもどこでも可能とするコーチングアプリの開発と、迅速に効果を体感してもらうための最新設備の導入を軸とするものです。
なお、コーチングアプリは、AppStoreから無料でダウンロード可能となります。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の代表格であるLINE・Facebookと連動しており「CHECK NOTE」に顧客の体重・体調・食事内容に加え、ダイエットに係るメモといったダイエットの計画をアプリに登録し保存。
デジタルデータベース化することで、新設備の導入と同様にメニューの質だけでなく指導の効率を高めています。
② 補助事業に至るきっかけ
市場の動向
厚生労働省の発表では、男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームの該当者か予備軍と考えられています。
その数は、該当者数960万人+予備軍者数980万人の合わせて1,940万人と言われています。
経済産業省の「特定サービス産業実態調査」によれば、これを受けて日本の民間フィットネスクラブの市場規模は4,200億円超。
2014年のフィットネス業界の売上高は4,316億円、施設数は4,375軒、会員数は4,193,706と推定され「ライザップ」に代表されるジムが市場の成長を牽引しています。
ダイエットの問題点
マーケティング&リサーチ会社である株式会社シタシオンジャパンが2014年に行った「女性のダイエットに関する調査」によると「ダイエット失敗の理由」は上図の通りとなっています。
また、実際に同店においてもこれらの理由から、従来のダイエットメニューにも個人差が出ていることが問題となっていました。
③ 補助事業を通じて実現したいこと
新事業の「個別指導プログラム」は上記の問題を解決するため、
- 自分の意思をコントロールできるよう携帯アプリで毎日コーチング
- 努力の成果がすぐに出るよう、電波美容器やサプリを併用
- ストレスのたまらない食事メニューの設計と実践について個別指導
- ダイエット手法を楽しめるよう、携帯アプリで「いいね!」して応援
などのことを意識したものとなっています。
モニター試験を実施したところ
「スタッフの方の親身なアドバイスが普段から心がけることができました。体重や体脂肪が減っただけでなく、生活習慣も改善できて満足です。」
「施術を受けないときは《CHECK NOTE》が励みになりました。アプリ化されると、いつでもどこでも見られて良いですね。」
といった声が寄せられており、このことから、より多くのモニターに適切な指導を行うことができるだけでなく、目に見えやすい成果を示すことで顧客のダイエットに対するモチベーションを高め、社会的にも国民の生活習慣改善に貢献できると考えられます。
売上についても試験の結果から考えて80%程度の増加が見込まれます。
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